タチウオの釣り方~ワインド釣法でのタックルと釣り方解説~

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タチウオ釣果

釣れた時の引きが良く家に持って帰って食べても美味しい為、全国に多くのファンが居るほど大人気のターゲット現在も新規ファンが増加中でシーズンになると釣り場では沢山の釣り人で賑わっています。
シーズンにはもっとも熱いこの魚をワインド釣法で釣ってみようということで、仕掛けや釣り方について紹介します。

タチウオについて

目がギョロっとしていて鋭い歯もついていて獰猛極まりない感じの魚ですが、普段は臆病者で以外だったります。(捕食時はやはり肉食で獰猛な魚に変貌しますがw)

どの種類に属するのかといいますと。

スズキ目サバ亜目タチウオ科に属する回遊魚になります。

体表には鱗がなく、その代わりに全身に銀色に輝くグアニン質の層で覆われいる。生時はやや青味がかった金属光沢を持つが、死後ほどなくすると灰色がかった銀色となる。表面のグアニン層は人が指で触れただけですぐ落ちるほど落ちやすいが、生時は常に新しい層が生成されることで体を保護している。このグアニン層から採った銀粉は、かつてはセルロイドに練りこまれて筆箱や下敷きといった文房具、また模造真珠やマニキュアに入れるラメの原料として使われていた。

【Wikipediaより引用】

タチウオと呼ばれる由縁は

その姿が日本の刀に似ていることから、太刀の魚と呼ばれたという説や日中100mほどの深場な海底で立った姿勢で佇んでいたり、朝・夕薄暗くなると深場から表層に泳いできて餌を狙うのに立った姿勢で泳ぎながら頭上を獲物が通過すると飛び掛かって捕食するので立ち魚と呼ばれたという2つの有力な諸説があります。

海外では、カットラスフィッシュ・サーベルフィッシュと呼ばれるそうですね。
日本でも、釣具の名称にサーベルXXXXなど付いているのもみかけますね(^^ゞ

また、タチウオのサイズは指の数で指2本サイズのベルトサイズや指4本の~でサイズを表現するのが基本(F2とかF4とか)

堤防から狙えるシーズンは

早いところだと5月頃から単発でポツリポツリと釣れ始め、産卵期は6月~10月でこれに合わせて接岸し始め年によっては12月頃まで釣れ続けることが。

オンシーズンになるまでは釣れる数も少なくまた指2本~2本半のベルトサイズがメインで、9月近くになると指3本サイズなのが増え始め、この頃から数釣りが楽しめるようになってきます。
また、11月頃になるにつれ釣れる数は減っていきますがこの時期は釣れると指4本~超える大物が出たりして驚かされたりもします。

オンシーズンの数釣りが楽しめる時には、月齢やベイトの周り具合によっては
SH3F0099
(2012年の頃だったと思いますが、時合に関係なく夜通し釣れました。約60数匹)

このような爆釣を体験することも可能です。
疲れましたが楽しめたので心地よい疲労感でした。
是非、皆さんにも体験していただきたいですね。(^^ゞ

狙う時間帯は

朝マヅメ(薄っすらと明るくなりはじめる時間~明るくなるまで)がタチウオにかぎらずどの魚でも確率は高いですが、夕マヅメ(夕陽が沈み暗くなるまで)でも釣れます。
夕マヅメは状況によっては外すこともありますが(^_^;)
オンシーズンになると、夕マヅメ~朝マヅメまで夜通し釣れ続けたりするので頑張れば写真のような釣果も・・・(^^ゞ

タチウオでのタックル構成について

使用するロッド

ワインド専用ロッドの8ft前後を推奨しますが、エギンロッドを選択される場合はロッドの長さは同じく8ft前後で3.5号の餌木をしっかりシャクれる物を
また軽ければ軽いほど手首などへの負担はマシになるでしょう。

タチウオはシャクっている最中にガツン!とアタリますので手首を痛めないためにもワインド専用ロッドを推奨します。
連続で長時間シャクることもあるので尚更です。(^_^;)

ワインド専用ロッド紹介

使用するリール

2500番~3500番クラスのスピニングリールを使用しロッド寸法が8ft前後~9ft未満ならノーマルギアタイプを推奨します。(釣行によってそう感じました。)

9ftを超えるロッドを使用する場合は逆にハイギアタイプが望ましいかと

ワインドに最適なリール

使用するライン(釣り糸)

タチウオワインドでは、PE0.8号でまず問題ないでしょう(心配な方は1.0号を)
良サイズのタチウオが釣れる時期には、指4本サイズ以上のも出る可能性がありますので念のために1.0号で

PEラインの先にはリーダーを結束しますが、フロロカーボンラインの4号程度で50cm~80cmくらいの長さで

タチウオは鋭い歯を持っていますのでフロロリーダーの先にバイトリーダーとしてワイヤーリーダー必須で長さは10cm~15cm程度でOKです。

私は特に感じなかったのですが、人によってはワイヤーリーダーを使うと食いが悪くなると言われる方もいますので、ワイヤーリーダーの代わりにフロロの10号~12号くらいのを10cm~15cmでバイトリーダーとして使うのも効果がありそうですね。(^^ゞ

使用するZZヘッドとフック

1.メインで使用するサイズは1/2ozのシルバーカラー
2.ミスバイトが多い時やゆるめのシャクりで表層狙いや食いやすくするには3/8oz
3.風が強い時やもっと遠投して広範囲を探りたい時には5/8oz

このような感じで使いますので3/8oz・1/2oz・5/8ozの3つは準備した方が無難かと

また、グローカラーも暗くなった時や潮がクリアーなときには必要

装着するトレブルフックのサイズですが#2のMサイズを、捕食が下手な魚ですのでアシストフックも装着しましょう。

使用するマナティと匠魚

タチウオワインドでもZZヘッド1/2oz・マナティ90サイズの組み合わせが基本
カラーはパールホワイトを長時間釣行される場合は2袋くらい準備しておいた方がよいです。(結構、消費しますw)
また明るい内から釣行される場合は赤系やオレンジ系のカラーの方が良いので適宜ご用意を

マナティではタチウオの反応がイマイチな場合、匠魚(タクミノー)ワインドシャッド75で試してみましょう。

参考記事⇒ワインド釣法でジグヘッドをダートさせて釣る方法(ジグヘッド・マナティ取り付け解説)

     タチウオワインドで使うマナティ・匠魚(ワインドシャッド)解説

タチウオワインドの釣り方

タチウオの習性

明るい内は沖の方の深場のところに居り暗くなるにつれてベイトを捕食するために浅場へと接岸してきます。
そして、明るくなるとまた沖の深場の方へと戻ってゆきます。

習性を利用した攻め方

明るい内は遠投し必ずボトムを取り着底してからシャクり始めます。(テンションフォールで沈めていくと沈む途中のアタリが分かりやすいのでオススメです。)

まずは低活性の可能性が高いので、ロッドを大きくあおり強めのシャクりから
まだ明るいうちは赤系やオレンジ系のマナティで探ってゆきます。
また、匠魚の75サイズ・ワインドシャッド75を使うのも有効。

ボトムから10回ほどシャクると表層近くまでルアーが浮かんでくるので、そのままテンションフォールなどでボトムを取り直します。(中層~表層でアタリがない場合、その繰り返しで)

アタリが出始めたら、通常のシャクりに切り替えます。
シャクりのテンポですが1秒間に1シャクりが基本ですが、その日によって良し悪ししますので適宜テンポを変えて反応を見てみましょう。(シャクりの間隔を短くしたり長めにしたり)

ワームカラーを変更するのも手です。

暗くなりはじめたら

日が沈んで暗くなる前にケミチューンなどの装着を(^^ゞ

中層付近でアタリはじめると思いますので、ボトムを取らずに中層~表層を狙ってゆくと効率が良いです。

暗くなり足元付近で食ってくるようなら、遠投せずにチョイ投げでその場所を重点的に攻める方が効率が良いです。
チョイ投げしてタダ巻きするとか、小さめのシャクにするとか、私はこの方法で連続で釣れました。(時合になって活性が上がってたらシャクらなくてもタダ巻きでも釣れます。この際、シャクらないで体力温存しちゃいましょう)(^^ゞ

二度アワセを心がける

魚がヒットしリールを巻き寄せてくるのですが、ランディング途中でバラしたりするのはルアーを噛んでいるだけの事が多いです。(口にフッキング出来ていない)

バラしを減らすためにも再度のアワセを入れ確実にフッキングさせましょう。
巻き寄せているときにも、ロッドのテンションはゆるめずに変なあおりは入れず一定の速度でリールを巻きます。
足元まで寄せてきたら一気に抜き上げます。

一緒に読んでみてください。↓
ワインド釣法でジグヘッドをダートさせて釣る方法(マナティチューニングとシャクり方)

タチウオには持っておきたいアイテム

スプリットリングプライヤー

必ず持っておきたいのがプライヤー、タチウオは鋭い歯を持っていますので素手なんかでフックを外しに掛かろうものなら大変なことになります。(^_^;)

そこで、おススメしたいのがバレーヒルのスプリットリングプライヤー
フック外しするだけならラジオペンチなどでもよいのですがZZヘッドへトレブルフックを取り付け・取り替えの際、必要ですしそれなら両方を兼ね備えたものなら一つで済み余計な荷物も減ります。

そこで、小径のスプリットリングに対応したものなら小型のハードルアーのフック交換にも使えて便利なのでこのプライヤーがおススメ(^^ゞ

サイズ#0~#3のスプリットリングに対応

valleyhill

ValleyHillスプリットリングプライヤー

タチウオKOバサミ

釣り上げると結構暴れるんですよね(^_^;)
以前、気をつけてはいたもののプライヤーで口に掛かっているフックを外そうとした瞬間暴れだしてあの鋭い歯で指をガブリ!と。。。(痛)

タチウオに噛まれると出血がなかなか止まらないンですよねぇ(汗)
軽く傷口をぺろっと舐めて止血したつもりで釣りを続行していたら手元が出血で真っ赤になってました。w

私みたいに怪我をしないために、人によっては首を折ったりして締めてからフックを外しにかかる方もいます。
素手で胴体を掴んでも手が汚れて嫌だし暴れないように大人しくできる便利なアイテムがこれ。

タカ産業(TAKA SANGYO) 太刀魚KOバサミ V-76

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タチウオを挟むのと同時に締めて大人しくさせることも出来、一石二鳥!

それでは楽しい釣行をしてください♪(^^ゞ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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